未来の地球を守るために

=生ごみの減量化が自分の為になるって本当?=

 

コンポスト(キエーロ)作製体験講習会を開催しました!

ごみ減量化事業、環境教育の一環として令和6年11月24日(日)、募集した小中学生の親子連れ計8組24名を対象にコンポスト(キエーロ)の作製体験講習会を開催しました。その際、特別講師として流山市市民団体のSOFNYさんをお呼びして、ごみの減量化、キエーロの作製と運用方法について、また、御宿町のごみ事情についても一緒に学びました。

そもそもコンポスト、キエーロとは?

コンポスト=堆肥、コンポスター=堆肥化するという意味であり、現在では生ごみ処理機や堆肥化させるシステムのことを総称してコンポストと呼称しています。代表例をいくつか挙げると、段ボールを使用する「段ボールコンポスト」、ミミズに生ごみを食べさせる「ミミズコンポスト」、米ぬかと生ごみを混ぜ合わせ、密閉容器で生ごみを分解する「嫌気性コンポスト」、直接地面に設置する「設置型コンポスト」などがあります。今回SOFNYさんと一緒に作製したものは「キエーロ」といい、生ごみ処理機の一種となります。生ごみを入れ続けても堆肥が増えないことから、家庭菜園をしていない人でも半永久的に使い続けることができる生ごみ処理機と呼ばれています。

講習会の様子=参加者の声=

パワーポイントを用いた座学の時間に、クイズ形式で御宿町のごみ事情について学びました。特に千葉県内全53市町村の内、一人当たりのゴミの排出量が多い順に3位であると知ると驚きの声が上がりました。講習修了後にアンケートを取ったところ、数人がその事実に驚いたと記載しており、その事実に衝撃を隠せなかったと思われます。

工作の時間では親子で協力して作製する姿が見られました。また、DIYに慣れている方が早く終わると他の親子に助太刀をすることや、子供同士でも助け合うなど、町民の心の温かさを改めて感じられたのではないかなと思います。

子供たちや参加した保護者の方からは「パパと一緒に工作ができて楽しかった。」「コンポストを使って生ごみを減らしたい。」「食べ物を残さないようにしたい。」「プラスチックの分別に気を付けたい。」等の今後のゴミの減量化に対して前向きな意見、感想が見られました。

今後の減量化と取り組みについて

ごみ問題やそれに係る環境問題というのは同じ地球上で生きていく以上、御宿町だけの問題にとどまるものではなく、日本を超えて世界全体の問題につながるものです。また、現在の自分の行いが未来の自分、次世代の子供たちに結果として帰ってくるのが環境問題というものです。御宿町には現在、約7,000人の町民が生活を営んでいますが、その一人一人の小さな心掛けが将来の自分や次世代の子供たちを救うことになります。さらに、町としてもごみの分別、減量化の周知を兼ねて生ごみコンポストの作製及び購入の補助金を出しております。是非ご活用ください。皆さんでごみを減らし、未来を守っていきましょう!

 

 

(問い合わせ)御宿町全町公園課 TEL:0470-68-6694

 

担当課:全町公園課