町名の由来
町名の由来
御宿(おんじゅく)という名前の由来は、鎌倉時代に北条時頼が諸国行脚のおり、須賀地区にある最明寺に宿泊したので、 御宿という名が起こったのだとされ、そしてそれにまつわる歌「御宿せしそのときよりと人とわば網代の海にゆうかげの松」が伝えられている。
この伝承は、高山田の東昌寺五世勇忍が記した『高林山々記』(1762年)に次のようにある。
「当郷元高林云フ、半千年前最明寺平之時頼明君、 保人民之志大而、暗示声聞持戒之形四境遍巡遊、随緑宿于当境一草堂、昔人敬於其仁徳而、改御宿郷、然後所指之草堂便須賀村最明寺是也」
この記述は、御宿の名前の由来について記された最も古い文献といわれている。
町名の由来について諸説があるが、上記記述が広く町民に伝承されている。
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