ロシア政府によるウクライナへの軍事侵攻に対する決議
ロシア政府によるウクライナへの軍事侵攻に対する決議
令和4年3月17日の本議会において、ロシア政府によるウクライナへの軍事侵攻に対する決議が発議され、審議の結果、全会一致で可決されました。
ロシア政府によるウクライナへの軍事侵攻に対する決議
本年2月24日、ロシア政府は、ウクライナへの軍事侵攻を開始し、子どもを含む多数の死傷者を出している。
こうした国際法や国連憲章を無視した武力行使は、ウクライナへの重大な主権侵害であり、ウクライナ国民の人命被害拡大が深く憂慮されることはもとより、ロシア自国民をも含めた国際社会全体の平和と秩序、安心・安全な日常を大きく脅かすものである。
さらに、プーチン大統領による核兵器の使用を示唆する発言は、核の威力を背景に他国を威嚇するものであり、唯一の戦争被爆国として核兵器の廃絶と世界平和を願い続ける日本国民として、断じて看過できるものではない。
加えて我が御宿町は、先人が為した400年前の難破船救助の史実を、国境を越えた人類愛にあふれた“郷土の誇り”として語り継ぎながら世界平和を希求している。
御宿町議会は御宿町民を代表して、ロシア政府がただちに軍事行動を中止し軍を撤退させること、また、世界平和を願う全ての人々が国境を越えて一致団結し、ロシア政府による侵攻を早期終結に導くこと、そして核兵器のない世界平和の実現を共に目指すことを強く呼びかけるものである。
以上、決議する。
令和4年3月17日
御宿町議会
担当課:議会事務局